コンクリートカッター⼯法とは?
ブレーカーによるハツリなどの従来⼯法と⽐較して切断精度に優れ、騒⾳・振動・粉塵が抑⽌できる⼯法です。
湿式⼯法は⽐較的経済的に施⾏できるため、現在、最も多く⽤いられる⼯法です(最⼤切断深⻑80cm)。⼀⽅で切断時に発⽣する熱を冷却するため、多量の⽔を使⽤することから様々な問題が発⽣します。
そのうち昨今注⽬されているのが汚⽔の処理⽅法です
ドライ⼯法は、汚⽔を発⽣させてはいけない特殊現場(⼯場内等)や新設コンクリート⽬地切断のために当社関連会社の(株)カサノ⼯業にて開発した⼯法です。
冷却⽔を使わずアッパーカット⽅式とし、切削粉を回収する⼤型バキューム装置を装着したロードカッターにて施⼯するものです。
収集した切削粉は建設資材として再資源化が可能となるため、環境的には理想的な⼯法です。
ただし、問題点として⼯事費が⾼価であること、また技術的問題として、深⻑が⼤きい舗装版は切断できない点があります。
現在、これらの問題を解決すべく、(株)カサノ⼯業にて研究・開発しております。
ウェット施工の場合 | ドライ施工の場合 | |
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切断深長 | アスファルト 80cm コンクリート 80cm |
アスファルト 30cm コンクリート 20cm |
施工時 |
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環境面 | 汚水処理方法の事前取り決め、準備物が雑多で作業場所を取る | 事前処理方法確認不要。作業域が狭くても良い。 |
融雪⽔の路⾯への全⾯流出を防ぎ、またその凍結防⽌のために舗装表⾯部に⼀回の切削⼯法で広幅の溝(V型かU型)を形成施⼯することにより、形成⾯もすべて滑らかな切削⾯となり、表層⾯を傷めることがなく、溝の排⽔性の向上が図ることが出来る⼯法です。
刃具はダイヤモンドのドラムホイール式を使⽤し、カッターは⾼出⼒エンジン式を⽤いて舗装表⾯部に所定のサイズの溝(V型またはU型)を施⼯します。刃具は、当社にて、特許を取得しております。(特許第3081000号・特許第2965707号)
融雪水処理溝U型の利点 | 融雪水処理溝V型の利点 | |
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ブレードの写真 | ||
断面図写真 | ||
有効切削断面図 | ||
特徴 |
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融雪水処理溝U型の利点 | 融雪水処理溝V型の利点 |
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ブレードの写真 | |
断面図写真 | |
有効切削断面図 | |
特徴 | |
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<縁⽯撤去のためのカッター切断>
淵⽯撤去作業は、従来作業台を設置し、台上作業にて施⼯していました。
当社(株)カサノ⼯業にて、段切りくんを開発しました。
従来工法 | 段切りくん | |
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作業台 | 必要 | 不要 |
作業台の移動 | 必要 | 不要 (作業効率アップ) |
作業台上の危険 | 転落の可能性大 | 台を必要としないため、作業台に上ることによる危険がありません。 |
特殊舗装に、ドライカッターで⽬地を⼊れ、⽯畳み調に仕上ります。
全国各地で、施⼯中です。
<特徴>
⽬地を⼊れる事により、より表情のある⽯畳調になります。
他にもホームページでは
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