環境・災害対策 環境・災害対策
環境・災害対策

環境対策イメージ
ECセルビスの環境対策

建設廃棄物処理の問題

舗装切断⼯事において、⼀般的に⾏われている湿式⼯法(冷却⽔を⽤いる⼯法)では、切断時にアスファルト粉、コンクリート粉を含んだ汚⽔が発⽣します。⼀⽇・⼀台あたりの排出量が他の建設廃棄物に⽐べ少量であると思われているため、現状では汚⽔(汚泥)処理の役割、実施⽅法が明確化されておりません。
⼀部の⼯事現場では収集しておりますが、ほとんどの⼯事現場では側溝等に排出されています。しかしながら、舗装切断⼯事は⼀般住⺠の隣接場所で施⼯されることが多く、近年の環境意識の⾼揚に伴い、⾏政・企業への環境保全責任が強く問われるようになってきています。
また、こうした環境問題の動向に対応し、各企業もISO-14001の認証取得により環境に配慮した事業を表明しています。

ECセルビスの方法
当社の対応状況

従来は施⼯後、そのまま放置するか、側溝に流しており、環境問題はもとより、時には住⺠・農⽔産業者とのトラブルも発⽣することがありました。こうした状況に対応し、イーシーセルビスでは現在、密閉式の⼆層式タンクを全⾞両に搭載し、 ⼯事現場からの汚⽔回収を可能にしております。回収した汚⽔は、当社事業所で第1次中間処理を施した後、産業廃棄物処理業者にリサイクル処理を委託しております。

1.汚⽔の完全回収

当社では、数年前より全てのトラックに密閉式の2層タンクを搭載し、発⽣ した汚⽔を回収できるよう配備しています。

2.処理コストの低減化

収集した汚⽔は多くの⽔分が含まれているため、当社事業所内にある中間処理施設にて、沈殿分離⽅式により約1/4に減量化し、汚泥として産業廃棄物処理業者にて、再⽣⾻材として再資源化しております。こうした中間処理を当社で⾏うことで、元請会社の処理コストが低減されます。

3.汚⽔の適正処理

当社は舗装切断専⾨業者ですが、産業廃棄物集収・運搬業および処理業の許可を受けております。従いまして、当社と当社の委託処分業者とそれぞれ集収・運搬および処分の委託契約を締結することで、発注者・監督官庁に対し、元請会社としての管理責任を果たすことができます。

騒⾳対策アイコン
ECセルビスの騒⾳対策

矢印
建設廃棄物の問題とともに⼤きな問題となるのは施⼯時に発⽣する騒⾳の問題です。舗装切断⼯事は、⼀般⽣活居住区と接近した⼯事現場が多く、特に主要道では夜間の施⼯が⾏われるため、騒⾳の低減化が求められています。

当社で使⽤している(株)カサノ⼯業製ロードカッターは国⼟交通省の「低騒⾳型建設機械」(97年基準)の指定を受けております。 また、切断の際⽤いる刃、ダイヤモンドソーブレードにも騒⾳対策⽤のレーザー静⾳タイプダイヤモンドソーブレードがあります。
低騒音型指定マーク
レーザ静⾳板の特⻑

ノーマル板と⽐較し、切断時の騒⾳を低減(※右図の「コンクリート切断騒⾳⽐較を参照」)。⽿障りな⾼⾳域の⾳(⾦属⾳)を⼤幅にカット。

騒音測定値 騒音測定の表

災害対策アイコン
ECセルビスの災害対策

矢印
当社は専⾨⼯事施⼯業者として当社が所属しているダイヤモンド⼯事業協同組合を通じて、ダイヤモンド⼯具の⼤きく進化した技術を役⽴て、社会貢献の⼀環として国⼟交通省と「特別建設機械の情報提供に関する覚書」を締結しています。
当社が⽇常使⽤している特殊建設機械の情報・ノウハウを利⽤者(国・⾃治体・公共インフラ関連事業者)が迅速な調達のために必要な情報を提供し、また被災経験の少ない⾃治体等の参考となる災害対処事例の紹介等により復旧活動を⽀援しています。